2020.12.22
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イベントを終えてみて。
どうも
先週の土曜日は桐生でのイベント参加
翌日、日曜日は21SSコレクションの立ち上げ
昨日、今日はクリスマスギフトを探して多くの方にご来店いただき
誠にありがとうございました
当店として、初めての桐生市でのイベント参加は
沢山刺激を貰うことが出来、とても良い経験になりました
それを通じてというだけではないのですが
自分が思っている高崎と桐生の在り方について少しだけ考えをここにまとめておこうと思います
ここから先に記載する内容はあくまで僕個人の主観と経験についてなので
そのまま鵜呑みにせず、軽い気持ちで読んでいただきたいです
桐生という街について
僕が学生の頃からセンスが長けているイメージが強く
また、ご存知の方も多いかとは思いますが
Undercoverのジョニオさんの生まれ育った故郷ということや
織物産業が栄えてきた街としてもアパレル業界ではとても有名です
高崎はと言うと
確かに群馬県内でいえば、商業都市として認知されており
セレクトショップ、飲食店なんでもあると言うイメージを持っている方が多いのかもしれませんが
現状を見ると、コロナ禍の影響もあり
セレクトショップと呼べる店舗は縮小、個人店に至っては続々と閉店が続いています
要因としては
自分が若い頃に比べ、街に人がいない(特に平日は酷い)ことや
何より家賃の高さが完全に足を引っ張っており
ECの強い店舗でなければ
駅周辺の一等地で経営を続けることは困難を極めると感じます
また、自身が中高生の頃など(今から20年近く前 )は
学校が終わると、皆制服姿のまま街中に繰り出し
魅力の溢れるショップに屯して
そこで働くスタッフ達とベンチに座って
洋服を始め、映画や音楽などのカルチャーについて沢山教え込まれたものです
ただ、時代が流れるに連れ
そういった古き良き時代の風潮的な物が知らぬ間に廃れて行き
若い子達の間では上記に挙げたような行動は消えて行きました
もちろん、ネットが普及したという事は素晴らしい発展だとは思いますが
良い物は良いと
後世に伝えていくことが重要ではないかという
信念の下、僕のお店は昨年オープンしました
高々、一年半程度の店舗運営の中ではあるのですが
正直なところ、高崎だけで何かを行い続けることに
迷いを感じていました
そこで、桐生という土地に目を付けて
休みの日などを利用し、現地に赴き
色々なお店を回って、直接、空気を感じるようになったのが
ここ1、2年の話です
具体的な話は避けるのですが
自分がアパレルに転職したばかりの頃は
地元のアパレルの先輩や飲み屋で知り合った方達から
高崎と桐生はあまりお互いを干渉し合わない暗黙のルールがある
というニュアンスの話を聞かされていたので
あまり桐生という土地と交流を持つという文化がありませんでした
ただ、地元に居れば色々な話が耳に入ってくる中で
感度が高いなと思う人は桐生方面に住んでいることが多かったり
ここ数年で県外から移住してお店を始める方が増えていることだったりと
決して無視することが出来ない
素晴らしい土地である事に気付かされました
いつの日か桐生という土地で
何か自分も関わることが出来たら良いなと
漠然と考えていた
そんな矢先に
今回のイベントのお話をご縁があって頂くことが出来
とても嬉しかったです
先人達があーだこーだ言う事よりも
大事なのは
今、そして、これからを作る
僕たちなんだなと言う事を
再認識させられたイベントでもあったのではないかと思います
イベント当日に初めてお会いした皆様は
とても素晴らしい方ばかりでした
老若男女問わず
色々な方が交差している街なのだなと言うことが
少しだけ分かった気がします
これが正解という意味ではありませんが
高崎という土地に居続けることで
ただ満足するのではなく
もっと、視野を広げ
THE MODERN AGEというお店を知っていただくことが
もしかしたら、今後、少しでも地元へ還元出来る
近道なのかもしれません
そういう体験をすることが出来たのが先日のイベントでした
最後に
イベントに招待くださった
「ふふふ」の大小さんを始め
今回のイベントに携わってくださった多くの皆さん
会場にお越しくださった皆さん
本当にありがとうございました
この経験を来年以降も
何かに活かすことが出来る様に
引き続き精進していこうと思います
今週の土曜日からは
「STRANGER POP UP STORE」
も開催します
詳細については
また後日ブログで書きたいと思うので
興味がある方は
インスタの投稿と併せて
是非、チェックしてみてください
そんな感じで
また、書きます
それでは
星野